鼻呼吸と口呼吸

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
今回は呼吸の方法についてお話したいと思います。
人間の呼吸の方法は肺呼吸ですが、酸素を取り入れるのは鼻か口ですね。
あまり気にされたことがない方もいらっしゃるかと思います。
しかし、これには正解があります。
正解は鼻呼吸なんです。
もちろん口呼吸が必要な場合もあります。
口の方が1度に大量の酸素を取り入れることができるので運動などを行なっている場合は口呼吸が必要になる場合も当然あります。
しかし、日常生活において普段から口呼吸をすることはよくないです。

なぜでしょう?
理由はいくつかあります。
1つ目は鼻で呼吸する場合は湿り気のある鼻の中で外からの空気が温められ喉の刺激が少ないからです。口呼吸の場合は直接外気が喉に当たるため口や喉が乾燥しやすくなります。
2つ目は先ほどの理由の続きですが、鼻呼吸は乾燥した空気を湿らせることができるため細菌やウイルスから感染を防ぐことができるからです。口や喉が乾燥すると風邪を引きやすくなります。
3つ目も乾燥関係ですが、喉が乾燥すると扁桃腺が腫れやすくなります。
扁桃はリンパ球というばい菌に対抗する細胞が集まっている組織ですが、細菌やウイルス感染が起こると腫れます。扁桃腺が腫れるといびきや鼻づまり、中耳炎を起こしやすくなります。
またアトピー性皮膚炎、花粉症、喘息、睡眠時無呼吸症候群にも罹患しやすくなるという報告があります。
4つ目は歯並びです。
口呼吸は歯並びにも影響を及ぼします。
歯はベロや唇、頬の筋肉などからの力のかかり具合で位置が決められています。ですので力の弱い部位があると歯の並びは乱れます。
口呼吸は上唇の筋力が鍛えられていないことが主な原因なので上唇の力が歯に加わらずお口の内側からの力だけ前歯に継続的に加わるため上の前歯が出てきます。
これは出っ歯の原因の1つです。
上の歯の並びはV字になります(本来はU字型が正解)。
5つ目は姿勢です。
上の歯がV字型になるとベロの位置がずれてきます。
ベロには正しい位置があると以前ご説明しましたが、その正しい位置を取ることができなくなります。
ベロの位置は全身の姿勢にも関係があるので姿勢も悪くなります(猫背になる)。
そして最後は発音です。
また上唇が鍛えられていないと発音にも影響が出てきます。特に「カ行」は発音不明瞭になります。
成人になってからも滑舌の悪い人の場合、多くは子供の頃の話し方のクセがそのまま身についてしまっていることが多いです。これは治すことがすごく難しいです。
いかがでしたか?普段気をつけるだけでこんなに大きな違いが出てきます。お口がポカンと空いているお子様にはしっかり口を閉じるようにお伝えしてくださいね!

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