神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
皆さんは訪問歯科診療って知っていますか?今回も引き続き訪問歯科診療についてお話していきたいと思います。
退院後の在宅療養時にかかりつけ医とかかりつけ歯科医との連携が取れていないために、結果的に口腔内状態の悪化や義歯治療などの対応が、放置されるという悪循環を招いていることがしばしばみられます。
こんな症状ありませんか?
在宅療養をしている患者様に起こるお口の中の問題には、入れ歯があわない、むし歯に伴う歯の痛みや、歯ぐきの腫れ、口内炎などがあげられます。あきらめないでください。これらの多くは訪問歯科診療で対応することができます。
口腔内の不具合は食事の意欲の低下につながります。
さらには要介護高齢者における口腔清掃状態の悪化は、誤嚥性肺炎の原因にもなりますので、定期的なチェックが必要になります。
また噛むことや飲み込むことの障害がみられることがあり、機能低下に対する早期発見と対応が必要です。
そして終末期においても、最後まで口から食べるための歯科的対応は、本人の生きる力を支援するのに必要なことです。
また要介護高齢者の歯科治療ニーズは、全要介護高齢者に対する定期的口腔ケア・食支援などがあります。
全ての要介護高齢者の少なくとも50%への歯科治療が、全ての介護高齢者の約20%に対する食べ方や飲み込み方の指導が必要であると試算されています。
高齢者の死亡原因の一つである誤嚥性肺炎は、適切な口腔ケアで予防する事が出来ます。歯科医院へ通院出来ない状態であれば、自分自身での口腔ケアを行うことが困難になっていると思います。そのような状況であれば、なおさら口腔ケアの必要性が増すことになります。
口腔ケアは誤嚥性肺炎の予防だけでなく、認知症や糖尿病の予防や重症化と関係していることが分かってきました。
痛くないから、困っていないから大丈夫ではなく、痛くならないために、困ることがないようにするためにも、訪問歯科診療で口腔ケアを行って下さい。
在宅、施設などで療養中の方や入院中の方で、歯や歯ぐきに痛みがある、入れ歯が合わないなど、お口のことでかかりつけ歯科医がいなくて、相談する先が分からない、既にお口のことで悩んでいる方は、ロコクリにいつでもご相談下さいね!