神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
みなさん、『いびきが酷い』とパートナーや家族から指摘を受けたことはありませんか?もしくは家族のいびきがひどくて気になっておられる方もいらっしゃるかもしれません。
実際いびきを改善したいと思っていてもどのような治療を行なうべきなのか、何が原因でいびきが酷いのか把握していない人も多く見受けられます。そこで今回は、いびきと口呼吸について、詳しくご紹介して参りましょう。
そもそも、いびきってなんでしょうか?いびきとは睡眠時に生じる呼吸の雑音です。睡眠時には舌や喉などの周辺筋肉が緩むため、気道が狭くなり、空気が気道を通るたびに粘膜が震えることにより、“いびき”として雑音が生じます。
また、口呼吸との関係性はあるのでしょうか?
いびきをかく人のほとんどが口呼吸をしていると言われています。一見、関係性がないように思う口呼吸ではありますが、口呼吸はいびきやその他の症状までを誘発すると言われています。
口呼吸が誘発する恐れのある症状・リスクをご紹介したいと思います。
▼睡眠時無呼吸症候群(SAS)
▼免疫力低下
▼成長ホルモン分泌の減少
▼口内炎
▼歯周病
▼口臭
▼扁桃腺炎
このようにたくさんのリスクがあるんです。
では、口呼吸・いびきを改善する方法はあるのでしょうか?
いびきや口呼吸を改善するために、口腔筋機能療法として知られるMFTエクササイズが知られています。これらのエクササイズは、歯科矯正や睡眠時無呼吸症候群の治療でも活用されています。
①鼻呼吸の練習
右の小鼻を抑え左から鼻呼吸を5回。左の小鼻を抑え右から鼻呼吸を5回。
②舌の運動
舌を思いっきり真っすぐ前に出して10秒キープ。舌の先端を右口角につけ10秒キープ。舌の先端を左口角につけ10秒キープ。
③舌を上あごにつける
舌全体を上あごにつけ「ポン」と音をだすように、10回繰り返します。
④舌の先端を上あごにつけて唾を飲む
舌の先端を上あごにつけて、口を閉じ唾を口の中で溜め、30秒経ったら唾を飲み込みます。
⑤口周りの筋肉ストレッチ
右の頬に空気をため5秒キープ。左の頬に空気をため5秒キープ。上唇と前歯の間に空気を溜め5秒キープ。下唇と前歯の間に空気を溜め5秒キープ。これを10回繰り返します。
いびきや口呼吸が気になる方はぜひ試してみてください。 また、ロコクリにもお気軽にご相談くださいね!