無糖でも酸にご注意!!

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
糖質がゼロでも酸性度が強いものは歯を溶かす心配があります。
甘い炭酸水はむし歯になるからと、糖質の入っていないシンプルな炭酸水を飲んでいる方がいるようですが、実は甘くない炭酸水もむし歯のリスクとなります。歯の表面のエナメル質は口の中が㏗5.5を下回り、酸性に傾くと溶け始めることがわかっています。口の中の酸が増えるのはむし歯菌がつくる以外に、酸性の飲食物も影響します。酸性の飲料は、炭酸水・チューハイ・梅酒(㏗2~3)、黒酢ドリンク・ワイン(㏗3程度)、スポーツドリンク(㏗3~4)、ビール・日本酒(㏗4程度)など、ふだんから口にしているものに多くなっています。
一気に飲みきってしまって、口の中に滞在する時間が短いのであれば、それほど心配することはありませんが、炭酸飲料を水代わりに飲んだり、ダラダラ飲んだりするのは、口の中が酸性に傾き、エナメル質が日に日に薄くなる原因になるのでおすすめできません。砂糖が入った甘い炭酸水は糖質と酸のダブルパンチになるので、むし歯予防のためには飲まないのがベストです。チューハイや梅酒などの甘いお酒も、酸がつくられるので注意が必要です。
また、健康長寿のためにはよく噛んで食べましょうといわれます。よく噛んで食べると認知症予防になりますし、歯を守るだ液の分泌が促されるので、それ自体はとてもいいことです。ただし、「噛む」ことを意識しすぎると余分な力が入り、かえって負担になることもあります。私たちがものを噛むときには、30~60kgの力が歯やあごにかかっているといわれています。ものを噛むためにはある程度の力がいりますが、必要以上の力がかかると、歯がすり減ったり割れてしまったり、詰め物が取れたりして、歯を失う要因となります。あごにもよくありません。食事をするときには「噛むこと」を意識するのではなく、「大きく口を開ける」ようにしましょう。口を大きく開けてから自然に閉じると、歯やあごの骨の重さが適度な圧となって食べ物を咀嚼できるので、過度な力がかかることを避けられます。
現代人の咀嚼回数は弥生時代の約6分の1といわれますが、それでも1食で600回は噛んでいます。1日3食だと1800回以上噛んでいることに。歯への負担が少ない噛み方をマスターしましょう。

おすすめ記事

  1. 虫歯予防に効く『生活習慣の改善』とは?
  2. 阪急岡本駅から徒歩すぐの『バルザル』さんに行ってきました!
  3. 食生活と虫歯のお話
  4. お母さんの「仕上げ磨き」のスキルアップで、お子さまの虫歯0を目指…
  5. 歯の奥歯が気になる???
  6. 赤ちゃんの食事のお話
  7. 歯周病の原因菌がアルツハイマー病に関連している!?
  8. M Iペーストに新しいフレーバーが発売されました♪

関連記事

  1. お口の汚れを確認してみましょう!
  2. 歯の着色を取る為の方法と予防方法
  3. 唾液検査って知ってますか?
  4. 慢性上咽頭炎のお話 ①
  5. フルーツってむし歯になるの?
  6. 噛み合わせと姿勢のお話
  7. 歯のダメージは姿勢にも影響する!?
  8. 唾液のお話①
医療法人社団 咲生会
岡本歯科ロコクリニック


〒658-0072
神戸市東灘区岡本1丁目8-2
アーベイン岡本3階
・阪急 岡本駅より徒歩2分
・JR摂津本山駅より徒歩2分
 
TEL:078-224-5372 / FAX:078-224-5373
> 個人情報保護方針
 

最近の記事

PAGE TOP