歯に良い食べ物・飲み物とは?
神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
健康への意識が高い方は、肌に良い食べ物や骨を強くする飲み物などに詳しいことかと思います。私たちの身体を構成する細胞・組織は常に代謝しており、新しいものへと作り変えられているため、毎日の食事に気を遣うことはとても重要なことです。そこで気になるのが歯に良い食べ物・飲み物ですよね。歯は再生する組織ではないので、果たして食事の影響を受けるのでしょうか?
●子供の歯は発育途上?
歯は再生することのない組織ですが、発育期にはその他の組織・器官と同様に、日々成長していきます。ですから、毎日何を口にするかによっても、発育の度合いは変化していくのです。そこでまず、成長期のお子さまに是非とも摂っていただきたい栄養素、食べ物・飲み物についてご紹介します。
●歯の発育に良い食べ物・飲み物
◎歯の主成分はリン酸カルシウム
歯を構成する主な成分は、リン酸カルシウムです。これは顎や手足の骨と同じです。つまり、適切な量のカルシウムを摂取することは、骨だけでなく歯にとっても良いといえます。具体的には牛乳を始めとした乳製品や海藻類、魚介類にはカルシウムが豊富に含まれています。
◎エナメル質の発育にはビタミンA
歯の一番外側を構成するエナメル質は、ビタミンAによって強化されます。発育期にあるお子さまは積極的にビタミンAを摂るようにしましょう。ビタミンAは、ニンジンやパセリ、わかめ、海苔などにたくさん含まれています。
◎象牙質の発育にはビタミンC
エナメル質の下の存在している象牙質の形成は、ビタミンCによって支えられています。ビタミンCは、免疫力を高めたり、美肌効果を有していたりすることでも有名ですよね。レモンやキウイなどの果物類、パセリやピーマンといった野菜類にも豊富に含まれている栄養素なので、皆さんも積極的に摂取するようにしましょう。
●歯・お口の健康維持に良い飲み物・食べ物
日本茶にはカテキンやフッ素が含まれており、抗菌作用に優れています。ウーロン茶に含まれるポリフェノールも歯垢の発生を抑えてくれるためおすすめです。繊維質の多い食べ物は、そしゃくを促すことによって唾液分泌が促進されるため、口腔衛生に良い影響をもたらします。顎の筋肉も鍛えられることでしょう。
いかがだったでしょうか。今回は、歯に良い食べ物・飲み物について解説しました。歯が発育途上にある子供は、積極的に摂取すべき栄養素が大人と少し異なる点にご注意ください。そんな発育期の食事のとり方も含め、お口の健康と生活習慣についてさらに詳しく知りたい方は、いつでもお気軽にロコクリまでご相談ください。