口腔ケアの大切さ!

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます!
今日は、こんな時こそ!の口腔ケアの大切さを、お伝えしたいと思います。
歯周病とは、歯肉が腫れたり出血したり、歯周ポケットが深くなり、歯を支えている骨が吸収し、最後には歯がぐらぐらになって抜けてしまうという病気です。
上皮は私達の身体の最も外側にあり、細菌やウィルスなどの感染に対する防御の働きがあります。
しかし、歯磨きができてなかったり歯石が付着などして、歯肉が腫れたり、出血するときがあります。
出血するということは、歯肉の上皮が壊れているということです。
そして、歯周病細菌の毒素や他の細菌やウィルス、炎症性サイトカインなどは、毛細血管の中へ侵入します。
歯肉は豊富な毛細血管に裏打ちされているので、血流に乗って身体の中へ入って行ってしまいます。
お口の中が、そういった状態になっている方は、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすい、と言われています。ですので、歯周病治療をご相談下さい。
・免疫力の低下
お口の中が不潔だと、お口の細菌が食道、胃を通って腸内のバランスを乱して免疫力を低下させ、全身疾患の原因になることが分かってきました。
・歯周病細菌が出す蛋白分解酵素は、ウィルスが粘膜細胞の中に感染させやすくします。

ACE2受容体というレセプターにくっついて細胞内に侵入します。ACE2受容体は、体内のあらゆる箇所に存在しますが、口腔粘膜にも多く存在します。舌の表面上に多く存在する味蕾細胞(みらいさいぼう)(味を感じる細胞)が新型コロナウィルスの感染によって破壊されて、味覚障害がおきたりします。
・誤嚥性肺炎のリスク
誤嚥とは、食べ物を飲み込む時うまく食道の方へ飲み込めず、気管の方へ誤って行ってしまうことです。嚥下機能の低下した方が、口腔ケアをちゃんとしてないと、歯周病細菌が肺へ食べ物と一緒に入ってしまい、肺炎を起こしやすくなります。
このように、皆さん、セルフ口腔ケアはしっかりとして下さいね!
お口の健康から全身も健康へとつながります。
ロコクリでは、自分達で出来る限りの感染予防に努めて、診療しておりますので安心してご来院下さいね。

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