神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
みなさん、虫歯というのは、虫歯菌が作っているというのはご存知ですよね?
その虫歯菌のうち主に虫歯を作っているのが、ミュータンス菌とラクトバチラス菌という菌なんです。
この菌が虫歯を作っていることは明らかです。
だから、この虫歯菌を抑えれば、虫歯には限りなくなりにくいわけです。
これは全世界共通の常識となっているんですが、日本はなかなかその予防法が普及せず、まだまだ虫歯菌の存在をあまり理解できず、独自のブラッシングやネットの情報だけを頼りに、いいのか悪いのかもわからず、歯磨きをしている方が何だかいいと聞いたから使っている歯磨きを他の人に勧めていたりするんですよね。
でも、その歯磨き粉や歯ブラシは、合う人もいれば合わない人がいるのです。
なぜなら、その人その人によって、虫歯菌の数も唾液の性状も全く違うからです!
よく考えたら当たり前ですよね。
みんな個性があるのが人間です。
それなのに、みんな同じものを使っていては効率が悪いと思いませんか?
ロコクリでは、簡単にみなさん唾液検査をしていただくことができます。
その人その人のお口の状態をチェックして、虫歯のリスクを調べてから、その人に合った歯磨き粉、歯ブラシ、ブラッシング方法、フロス、歯間ブラシ、キシリトールなど、紹介させていただいています!
その中でミュータンス菌とラクトバチラス菌を予防することは、本当に効果的なので、お話します。
まず、ミュータンス菌が歯に穴を開けます。深さは深くありませんが、歯の表面のエナメル質という体の中で一番硬い組織を溶かします。砂糖のみを原動力とし、その砂糖をもとに酸を出して歯を溶かします。
その溶かした穴をさらに広げて、深くしてしまうのがラクトバチラス菌です。
ラクトバチラス菌の多い人は、虫歯が深くなり、神経まで達してしまうことが多いので注意です。
どちらも生後3歳までに、親から感染し、お口の中に一生住み着きます。
だから親からの口移しはやめましょうというわけですね。
この恐ろしいどちらの菌もしっかりと対策をすることで確実に予防できます。
まずは、自分のお口の中に菌がどれくらいいるかを把握することから始めましょう!!