神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
夜眠っている間は、お口の中の唾液が減ります。唾液には歯を保護する役目や口内の酸性を中和する役割がありますので、唾液が少なくなる就寝中は、虫歯や歯周病にかかるリスクが1日の中で最も高くなります。だからこそ、夜寝る前に口にする食べ物や飲み物には、特に気をつける必要があると言えるのです。
健康のために夜寝る前には何も食べないように気をつけている方も多いと思いますが、飲み物は別という方は少なくないのではないでしょうか。そこで、寝る前のリラックスタイムに飲むと歯に良くない影響を与える飲み物についてご紹介していきます。歯の健康が気になる方も、自分の歯で一生食事をしたい方も、ぜひ参考にしてください。
夜寝る前に飲まないほうがいい飲み物はなんでしょうか。
・糖分の入っている飲み物
・酸性の飲み物
・歯に色がつきやすくなる飲み物
・アルコール
歯に色がつくこと自体は特に歯にダメージを与えるわけではありませんが、見た目の面でコンプレックスなりうるので、できれば避けたいものです。歯に着色が起こると、不健康な印象を与えてしまうだけでなく、不潔でだらしない印象を与えることもあります。
①ジュース、清涼飲料水
ジュースや清涼飲料水には大量の砂糖が含まれています。寝る前でなくても摂取には十分注意が必要ですし、大人の歯よりも外的刺激を受けやすい乳歯の時期は、摂取をなるべく避ける方が良いでしょう。特に柑橘系の飲み物には酸が多く含まれています。歯が溶けやすくなりますので、寝る前の摂取は勧められません。
②コーヒーや紅茶
コーヒーや紅茶を飲む方は、歯のことを考えると砂糖やミルクを入れることを控えた方が良いでしょう。砂糖の代わりになる人工甘味料を使用する方もいますが、人工甘味料は酸性食品ですので、カロリーが低いとしても歯に優しいとは言えません。また、コーヒーや紅茶は着色の原因にもなりますので、歯や歯ぐきの色が気になる人は、避けることが勧められます。
③牛乳
牛乳はリラックス作用もあり、砂糖を入れなければ問題ないと考えられがちです。ですが、牛乳には乳糖が含まれているため、糖分を完全に避けることにはなりません。飲んでそのまま寝ると虫歯になる可能性がありますので、飲んだ後にもう一度歯を磨くか、寝る前に摂取しないようにしましょう。