神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
子供はみんなおやつが大好きですよね。私の小学生になる息子も学校から帰ってきたら、まずお腹がすいた!おやつ!と言います。成長中のお子様にとっては、おやつも大切な栄養源です。
大切な栄養源と解っていても、親御さんとしてはむし歯も心配ですよね。こどもが大好きな甘い物は、むし歯菌だって大好物なんです。気をつけながら与えないと、まだ弱い乳歯はすぐにむし歯になってしまいます。
今回は、むし歯になりやすいお菓子となりにくいお菓子はどう違うのか?むし歯になりにくい与え方などをご紹介したいと思います。
まず、むし歯になりやすいお菓子とはなんでしょうか。
むし歯は、むし歯菌が歯にくっついた糖分を食べ酸に変えて歯を溶かすことから起こります。むし歯になりにくいお菓子選びのポイントは、「糖分の量」と「お口の中に残りやすいか」です。
危険度★★★(キャンディ、キャラメル、グミ、チョコレート、クッキー)
キャンディはお口の中にある時間が長く、またキャラメルは歯と歯の間に挟まりやすく、くっつきやすいので特に危険です。クッキーは食べかすがお口の中に残りやすいので要注意です。また、コーラやジュース類には驚くほどの糖分と酸が含まれています。同時に与えると危険度は倍増します。
危険度★★(果物類、プリン、ゼリー、アイスクリーム)
糖分はたくさん入っていますが、水分が豊富なため、お口の中に残りにくいおやつです。ただし、果物でも、ドライフルーツは歯の間に挟まりやすいので注意しましょう。
危険度★(おせんべい、するめ、豆類)
糖分がほとんど入っていないので、むし歯にはなりにくいおやつです。
むし歯を作らない為にどういったことに気をつけたらいいのでしょうか。
おやつの食べ方にも、むし歯になりにくい「コツ」があります。それぞれのご家庭で「我が家のおやつルール」を決めてみてはいかがでしょうか?
①回数を決める・・・長い時間口の中に食べ物があると、口内が酸性に傾きむし歯になりやすくなります。だらだらあげるのではなく、1日の量や回数を決めましょう。
②歯に詰まったら放置しない!・・・乳歯は奥歯の溝が深く、食べかすが溜まりやすい形をしています。食べかすがあるときはうがいや歯磨きをしましょう。
③組み合わせを考える・・・ジュースや炭酸飲料にも砂糖が沢山入っています。甘いお菓子を食べるとき、飲み物はお水やお茶や牛乳にするなど組み合わせに気をつけましょう。
④定期的に歯科医院で予防する・・・健康な永久歯がきれいに生えてくるためには、乳歯のむし歯予防が大切です。定期的に歯科医院でフッ素を塗布したり、シーラントをしてもらいましょう。シーラントは、奥歯の溝をプラスチックで埋めてむし歯菌が繁殖しないように予防する治療で保険が効く場合があります。
日々のおやつにも気をつけながら、お子さんの歯医者さんでの定期健診もお忘れなく!なにか気になることがあればロコクリにお気軽にお問合せくださいね!