コンポジットレジンってなに??

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
今回は、少しでも皆さんに”歯”について、詳しくなっていただきたいと思い一度は受けたことがあるだろう治療についてお話していこうと思います。
今回は、歯医者さんでとても多い治療「コンポジットレジン」についてご紹介します。
まず「コンポジットレジン」とは。
保険治療内で行えるプラスチックの白い詰めもののことです!一般的に比較的軽度の虫歯治療に使われるものです。
虫歯をを取り除いて穴になったところに、ペースト状のコンポジットレジンを入れて光で固めます。高さや咬み合わせを確認し、磨いて治療は終了です。
治療自体は簡単に終わるのですが、実は技術がとっても必要な治療です!

歯に微妙なカラーコントラストがあるように、コンポジットレジンにもあるので患者さんの歯の色に合ったものを選びます。そこから形を整えていくのですが、審美的センスが問われる作業です。
自然な形、滑らかさ、境目が出ないように…色んな角度から見ながら丁寧に行います。
コンポジットレジンその日に治療が終わり簡単で一見、いい治療ですがデメリットもあります。
それは、プラスチックの為、長年使うと変色や着色があります。
コンポジットレジンの部分はホワイトニングをされても色が変わりません。変色、着色が気になってきたら、やり替える必要があります。
歯ぎしり、食いしばりをされる方は特に、銀歯やセラミックなどより強度がないため広くコンポジットレジンをしてしまうと、欠けてしまったりズレて隙間から虫歯菌が入り込み、コンポジットレジンの中で虫歯が広がることもあるんです。
虫歯の範囲や深さなどが関係し全ての症例に向いているものではないため、お口の環境や歯ぎしりなども把握したうえで、コンポジットレジンがむしろ最良の治療ではない場合は、銀歯などの詰めものをする治療を伝えしています。
また、コンポジットレジンを使う際、「防湿」をしなくてはいけません!
周りの歯とコンポジットレジンがぴったりとくっつくように削る時に出ていた水や唾液を乾かします。
治療する歯の周りに綿を入れたり、風をかけたりするのはそのためなんです。
歯医者さんってこわい!何してるか分からない!
そんな方にも是非知っていただき、安心して治療をお任せいただければと思います。何か気になることがあれば、ロコクリまでお気軽にお問合せくださいね!

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