歯の再石灰化ってなぁに?

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
今回は、歯の再石灰化についてお話したいと思います。
「歯の再石灰化」言葉は聞いたことはあるけど、再石灰化ってどういうものか知らない方がほとんどだと思います。
歯の再石灰化とは、「脱灰したエナメル質が再生すること」をいいます。むし歯菌などがつくった酸で溶かされた歯のエナメル質表面の無機成分(ハイドロキシアパタイト)が、唾液などの働きで再び歯の表面に形成される現象」のことなんです。唾液の中には、リンやカルシウムが溶けていて、そのリンやカルシウムが歯の中にしみ込むことで再石灰化がおきます。
穴があいたエナメル質は再生しませんが、脱灰しただけのエナメル質は元通りに再生する事ができます。健全な歯が維持できているのは、脱灰―再石灰化の平衡関係が取れているからです。
「脱灰」とは酸によって歯が溶けることを意味します。飲食をすると2~3分でPhが下がり始め酸による脱灰が起こります。これを唾液が中和するのに約30分位かかります。中和されると脱灰がとまり唾液による再石灰化がおこります。一日の飲食の回数が多くなるとそれだけお口の中が酸性になり再石灰化が脱灰に追いつかなくなります。このようなだらだら食べを止め、まとめ食べをしましょう。むし歯菌には口の中にある糖を酸に変える働きを持っていて、口の中を酸性に変えてしまいます。エナメル質は、pH5.5以下の酸性で溶け始めます。
食後は口の中はpH5.5以下の酸性になることはめずらしい事ではありません。酸性の食べ物は数多く存在しているので、食べただけで口の中が酸性になることもあります。
それでも簡単にむし歯にならないのは、エナメル質が脱灰する度に再石灰化しているからです。
再石灰化する要因は、唾液の力です。唾液には「カルシウムイオン」と「リン酸イオン」が含まれていて、歯のエナメル質を構成している物質「ハイドロキシアパタイト」の構成要素もカルシウムとリン酸が含まれています。
簡単にまとめると、再石灰化とは、脱灰したエナメル質に、唾液に含まれるカルシウムイオンとリン酸イオンが戻り、エナメル質が元通りになるということです。

ただし、歯は唾液で再石灰化するから、歯磨きをしなくていいということにはなりません。
最近ではガムやタブレットでむし歯の予防や再石灰化の効果があると認められた食品もあるので、むし歯になりやすい方はそれらを活用してみるのもいいかもしれないですね。

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