子どもの成長、お口の成長

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
最近の子供さんのお口が変わってきている気がします。本来の人間の機能が発揮できていないような気がするのです。
具体的に言えば、お口の閉じる力が劣ってきていて、日ごろから、お口で呼吸をしており、十分なものを噛む力がなく、食べこぼしがあったり、飲み物を利用せずに自分から飲み込むことができない、その他にも発音に異常があるなどの状況が最近の子供さんには多くみられます。
お乳を離れる時期、いわゆる離乳準備期の哺乳機能はお母さんのお腹にいるときから発達を始めます。なので、生まれたすぐに、ご記憶のある方いらっしゃると思います。
生まれてすぐ、おっぱいを上手に飲めないにしても、吸い付いてきますよね?
それは、『吸啜反射』と言います。目はつぶっていても、お口の横をとんとん!!としたり唇を触ると自分の顔を左右に動かし、口を開けて吸い付いてこようとしますよね。
それは、『探索反射』と言います。このような反射を持って生まれてくるのです。これは保護者の介入なく、自然に身について生まれる反射なのです。
この反射は大体4~5か月ころから消え始め、6~7か月頃には哺乳反射の様な動きが見られなくなり、赤ちゃん自身の意思の動きの哺乳になってきます。この運動が始まると、保護者の方の介入が間違ってくると正しい機能の発達ができないことがあります。

では、離乳準備期から幼児食期までの発育段階を書いていきたいと思います。
まずは…
○ごっくん期(口唇食べ期)・・・5~6ヶ月
離乳初期、いわゆる口から物を取り込めるようになった時期です。
スプーンを下の唇に乗せると、上唇を下ろしながらスプーンの上の食物を唇で
こすり取るようにして取り込みます。
舌は前後にしか動けず、食べ物の塊を崩すことができないため、どろどろの粒のないものを与える時期です。

○もぐもぐ期(舌食べ期)・・・7~8ヶ月
離乳中期、食べ物を押しつぶす事ができるようになった時期です。
舌が左右に動くようになり、離乳食を歯茎のほうに移動させ、歯茎で噛む時期です。
手づかみで食べ始める時期です。
食べ物が口に入るとお口の前方のほうで粘り気や、形、温度を感じ、
そのまま飲み込む・押しつぶす・奥の歯茎にはこんですりつぶす。という動きをします。
ここでポインです!唇をしっかり閉じないとこの動きはできません。ここで口の閉じ方を学んでいきます。しかしここで、お母さま方が育児が嫌になる、遊び食べが始まります。
同時期に玩具噛みも始まりますね。

この時に注意です!手づかみ食べは最初は上手にできないですが、十分させてあげてくださいね。でないと、口と手の協調運動を学ぶことができず、お箸や、スプーン、フォークなどの
食具を使用した自食もうまくいきません。手づかみ食べがあってこそ、唇や前歯で受ける感覚に慣れたり口に入る量を調整することにつながります。
何事も初めが肝心だと思うので、子育てされているお母さん、是非参考にされてくださいね!

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