神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
Gotoキャンペーンで旅行に行かれる方も増えていますね。旅行中に、飛行機や夜行バスなど長距離移動の際、気になるのは化粧落としや歯磨きの問題です。「みんないったいどうしてるの!?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。「機内で洗顔や歯磨きはできるの?」「そもそも歯磨き粉は機内持ち込みOKなの?」「レストルームは使えるの?」など、旅行にまつわる洗顔・歯磨きのお話をしたいと思います。
まずは搭乗(乗車)前にできることは済ませましょう!
一般的に、日本からヨーロッパへ行く場合の飛行時間は12~14時間、東京をはじめとする大都市と地方都市を結ぶ夜行バスの乗車時間も6~12時間であり、遠くへ旅行する場合は結構な移動時間がかかります。この間の洗顔 や化粧、歯磨きは女性にとって結構な悩みの種です。飛行機はもちろん、夜行バスにもトイレや洗顔スペースが付いているものがほとんどですが、数に限りがあり、夜寝る前や朝食前後、到着前などはどうしても混み合ってしまうため、どこでこれらを済ませるかはかなり重要な問題になってきます。そんな中一番のおすすめは、順番待ちを避けるためにも洗顔と歯磨きは搭乗(乗車)前に空港やバスターミナル付近のトイレで済ませてしまうことです。飛行機やバス中より広い空間が使えますし、特に夜間の飛行機やバスではほとんどの人は寝ており、ほかの人にメイク落とし後の顔を見られる心配もないので、これが基本となります。
夜のメイク落とし・歯磨きは搭乗(乗車)前でいいとしても、朝食後・到着前にメイクや歯磨きをしておきたいと思うのは当然のことです。では、これらはどうすればよいのでしょうか。飛行機の場合、朝食後は特にレストルームが混雑するので、長時間の洗顔はひんしゅくを買ってしまいます。そこでメイク前の洗顔は省き、コットンに化粧水をつけてふき取るだけにするのがおすすめです。歯磨きは仕方がないので、空いている時間を見計らってレストルームに行くようにしましょう。夜行バスの場合、飛行機と同じように座席で化粧水を付けたコットンでふき取った後、車内でメイクをしてもかまいませんが、多くは早朝に着くので、着いてからバスターミナルのト イレで洗顔・メイク・歯磨きをセットでこなしてしまうのもおすすめの方法です。バスの中より広々としている分、余裕を持って身支度を整えることができます。ちなみに飛行機の国際線の場合、機内に持ち込める歯磨き粉等のジェル状のものの規定は、ジップロックに入る大きさで容量100ml以下、重さ100g以下となっています。一般の歯磨き粉は100gを超えるものが多いので、旅行サイズのやや小さめのものを選ぶとよいでしょう。
歯磨きを簡単にしてくれるおすすめグッズもあるんです。
長距離移動でなかなか歯磨きの機会がとれない旅行では、機内や車内での歯磨きを簡単にしてくれる便利グッズを使うのも効果的です。例えばタブレット式歯磨きは、瓶詰めされていたりして持ち運びにも便利です。使うときはタブレットの一粒を歯で噛み砕き、歯ブラシを使って磨けばいいというものです。歯磨きする時間が取れないときは、一粒を歯で噛み砕きながら歯全体に馴染ませ、最後に吐き出して口をすすぐだけでもいいので、時間が取れないときの歯磨きにぴったりです。口臭を抑えてくれる効果もあるので、旅行の際にも重宝します。
また機内に歯磨きセットを持ち込む場合には、コップ付のものがおすすめです。機内のレストルームにも歯磨きセットが用意されている場合はありますが、全員分はなく先着順です し、ほとんどの場合歯ブラシと歯磨き粉のみです。紙コップは用意されていないので、コップがあると歯磨きの際の快適度がかなり違います。歯磨きの時間が取れない場合には、キシリトールガムなどを噛んで唾液の分泌を促しておくのも良い方法です。ただし、ガムを噛むことと歯磨きの効果は別物で、ガムを噛むだけでは歯の汚れや歯垢を落とすことはできないので、目的地に到着した後は一度歯磨きをすると良いでしょう。毎日行っている歯磨きや洗顔ができないと気持ちが悪い、という方は多いと思います。これらの内容を旅行中の身支度の参考にして、ぜひ楽しい旅行にしてください。