タイトル:保険で白い被せ物ができる!?
神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
みなさん、
「虫歯の治療は、保険を使うと銀歯でしか治せない」
とか、
「保険適用で、銀歯以外の白い被せ物をする方法はない」
と思われていませんか?
「白いのがよければ自費のセラミックしかないと他の医院で言われた」なんて話までお聞きすることもあります。
虫歯の保険治療は、銀歯の詰め物しかできないと思われている方が多いのですが、銀歯以外の白い被せ物でもできる場合もあるのです。
確かに、昔は虫歯などの治療で「かぶせ物」をした場合、従来の保険治療では銀歯以外に選択肢がなかったのです。ところが、現在は保険治療でも「白い歯」が可能になっているんです。ただし、なんでもかんでもできるというわけではありません。保険適用可能な条件に当てはまる場合は、ということなのですが、それでもその事実を知らない方が多いのです。
ただ、白いとは言ってもセラミックを保険で出来るというわけではありません。保険適用で入れられる白い被せ物は色が白いので、セラミックと混同されがちですが、まったく別の素材です。ハイブリッドレジンといって、プラスチックとセラミックが合わさった素材を使います。
ここで気をつけていただきたいのは、自費のセラミックも保険適用のプラスチックも、良し悪しがあるということです。
セラミックは、とても強い強度を持っていて、透明感のある白さが特徴です。セラミックは陶器ですので、着色もしにくいので、セラミックを選ばれて満足される患者様が多いのも事実です。その分費用が保険適用のものに比べて高くなってしまいます。
そしてハイブリッドレジンはセラミックに比べて柔らかいために、表面に傷がつきやすく、透明感もありません。プラスチックなので着色もしてしまいます。
同じ、銀歯以外の白い詰め物といっても、セラミックの方が圧倒的に天然の歯に近いです。プラスチックだといかにも作り物の歯、と感じる方もいらっしゃいます。なので銀歯以外の白い素材なら目立たないか、というと、そういうわけでもないようです。
ただ、歯の治療にあたり、知っているのと知らないのとで選択肢が変わってきますよね。
メリットデメリットを把握していただいて、それでどうされるか決めていただきたいとロコクリでは考えています。
お一人お一人の治療時間の枠を長く取らせていただいているのもその為です。しっかりとお話・ご説明させていただいた上で、患者様とご一緒に最善の治療をさせていただきたいと思っています。