神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
野菜のお話の続き、今回が最後です。
みなさん野菜はどれくらい食べるといいか知っていますか?
「野菜1日ぶんは350g」ともいわれますが、これは厚生労働省が呼びかけたものだそうです。1日あたり350gくらいの野菜をとれば、野菜からの栄養素を十分に摂取できると考えられています。
現状、日本人は平均して300g弱の野菜を摂取しているようですが、20-30代の世代では250g前後にとどまっています。野菜を全く食べない、という人以外も、積極的に野菜をとるようにしたいですね。
野菜を食べることは健康のためとはいえ、難しいという人も少なくありません。
できるだけ無理なく野菜を取り入れるには、調理の手間なく取り入れられるものを選べば、野菜を食べるハードルも下がります。
例えば、コンビニのお惣菜・サラダや、ミニトマト・レタス・ベビーリーフやサラダ用カット野菜など、包丁がいらないもの。または冷凍野菜・炒め物用カット野菜など、冷凍食品やインスタントラーメンに加えられるものなどがおすすめです。
生野菜を買ってきて、いちから料理をする必要はありません。
今までの食事に付け加えられそうなものから試してみてください。
生野菜は手軽だけどたくさんは食べられない、という場合は、ゆでたり炒めたり、レンジ調理などでカサを減らすと食べやすくなります。
くたくたに煮た野菜スープなら朝食にも、夜食にもぴったりです。
また、市販の野菜ジュースには1日分の野菜が取れるイメージを強調する商品もありますが、単純にイコールであるとは考えにくいでしょう。
野菜ジュースは一定のビタミンやミネラルを摂取することができますが、製造の過程で食物繊維やある程度のビタミンが除去されてしまっています。
また、液状になっているために噛む動作が必要ないことからも、満腹感を得るような効果は得られにくいと考えられます。
飲む意味が全くないわけではありませんが、可能であれば野菜そのものを食べるほうが野菜のメリットを余すところなく受けられそうです。
野菜をもっと食べよう、というのは様々な場面でいわれることですが、野菜に加えて果物も食べる量を増やしたい食品です。
果物も野菜と同様にビタミンCやカリウム、食物繊維の摂取源となります。
甘みの強いものでは食べすぎるとエネルギー(カロリー)オーバーにつながりますが、それでも生の果物であればお菓子類よりは低エネルギー(カロリー)に収まるものがほとんどです。
日本人の食生活では塩分をとりすぎる傾向にありますが、果物であれば味付けの塩分は必要ない、という点もおすすめのポイントです。
野菜不足が気になっている人に限らず、サプリメントは手軽に健康維持ができるものとして気になる存在なのではないでしょうか。
しかし、必須栄養素であるビタミンやミネラルに限っても、自分にどの栄養素が足りていないのか、を知っている人はあまり多くはありません。
明らかに足りていないという食べ物がある場合には、できるだけサプリメントではなくその食べ物をとるようにしたほうが確実です。
おいしく上手に食べて 、健康に過ごしていきたいですね。
食後の歯磨きは、なにを食べたかに関わらずお忘れなく♪