神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
今日は、今こそ口腔ケア!というお話をみなさんにしたいと思います。
全世界でコロナウイルスが流行している今、今までの当たり前だったことが、当たり前ではなくなってきている最中、『目の前の当たり前は、とても幸せでありがたいことなのだ』
と実感しています。そんな風に感じている方も多いのではないでしょうか。
だんだんと色んな事に気をつけながら外に出かけたりする機会もでてきましたが、まだまだ油断は禁物ですね。これからコロナだけではなくインフルエンザも流行しそうですし、より一層気をつけていかなければなりません。
ここで口腔ケアについて2つ知っていただきたいと思います。
一つは、
『口腔ケアを怠ることで、全身疾患のリスクが上昇する』ということ。
もう一つは
『口腔ケアを怠ることで、コロナウイルス 感染リスクが高まる』ことです。
一つ目の
『口腔ケアを怠ることで、全身疾患のリスクが上昇する』
に関してまずお話しします。
口腔ケアとは、
患者自身が歯ブラシやフロスなどを使用してご自宅で口腔ケアするセルフケアと、
歯科医院に来院いただいて口腔ケアするプロフェッショナルケアがあります。
歯を残すためには、
このセルフケアとプロフェッショナルケアの
どちらも大切であると言われております。
痛いときだけ来院する方、ブラッシング指導のみを受けている方、
プロフェッショナルケアを受けている方では、80歳時点で残存歯数に20本も
差が出ていることがわかります。
なぜ、セルフケアのみで歯を残すことができないのか?
それは、
ご自身では取りきれないプラーク(虫歯菌や歯周病菌の集合体)があるからです。
その取りきれていないプラークによって、
口腔内環境が汚染され、歯周病や虫歯が発生し、歯を失うに至ります。
つまり、
口腔内環境は、
セルフケアのみでは改善できないということがわかります。
ということは、
プロフェッショナルケアを受けられない状況というのは、
口腔内環境の悪化によってリスクが高まると言われている
誤嚥性肺炎、脳梗塞、心疾患、または、
妊婦さんの低体重児出産などのリスクも高まってしまうということになります。
それを避けるためにも、
なるべく定期検診に受診できる環境をロコクリでは整えているので、こんな時だからこそみなさん定期的な口腔ケアをしていきましょう!