神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
今回も引き続き、寝る前のリラックスタイムに飲むと歯に良くない影響を与える飲み物についてご紹介していきたいと思います。
できるだけ歯にダメージを与えないようにする飲み方をしていただきたいのです。
まず、夜にはなるべく酸性の飲み物は飲まないこと。
夕食後の歯磨きをしたら、砂糖の入った飲み物や酸性の飲み物は控えるようにしましょう。どうしても飲みたいときや付き合い上で飲んでしまったときは、再度、歯を磨くことがオススメです。
もし、酸の強い飲み物を飲んだら水を飲むこと。
酸の強い飲み物を飲んだ後にすぐ水を飲むと、歯に付着した酸が流されますので、歯が酸で溶かされるリスクが下がります。炭酸水を寝る直前に飲むと歯が溶けてしまう可能性がありますので、飲んだら糖分や炭酸成分が入っていない真水を飲んだり、うがいをしたりすることをおすすめします。
そして、ストローを使うこと。
酢のような酸の強いものを飲む習慣のある人は、ストローを使うことで歯に酸が触れるのを避けることができます。ドリンクがなるべく歯に触れずにのどに行くように、ストローのくわえ方にも注意してみましょう。
また、アルコールは飲み過ぎないこと。
アルコール、とくに梅酒やワインのような歯を溶かしやすいアルコールを毎晩飲むのは控えるほうが良いでしょう。また、飲み過ぎると、口の渇きを招いて虫歯や歯周病にかかりやすくなります。適量を心がけ、歯の健康はもちろん、身体の健康も守るようにしてください。
あとは、飲む時間を短くすること。
就寝前は、飲み物を片手にゆっくりとくつろぎたい時間帯でもあります。ですが、歯に影響がある飲み物をだらだらと時間をかけて飲んでいると、歯に触れる時間も長くなりますので、それだけ虫歯や歯周病に罹患するリスクも高まってしまいます。飲む時間を短く区切り、だらだらと時間をかけて飲まないようにしましょう。
寝る前に喉が渇いた時に飲む飲料としておすすめなのは「普通の水」です。緑茶や麦茶なども、ワインやコーヒーなどと比べると着色のリスクは少ないものの、可能性がないわけではありませんので、歯をきれいな白色にキープしたい人は控えるほうが良いでしょう。ただし、酸や砂糖などの成分が入っているわけではありませんから、お茶類を飲んだ後は真水で軽く口をゆすぐだけでも着色成分を落とすことはできます。リラックスや健康のための飲み物も大切ですが、特に就寝前は、歯の健康も含めて考えた上で摂取することをおすすめします。