みなさん、歯の詰め物が取れてしまったらどうしていますか。仕事や学校が忙しくてすぐには行けないときもありますよね。かかりつけの歯医者の予約がなかなか取れないこともありますよね。
今回も引き続き歯の詰め物が取れてしまったときの対応方法と歯科医院に行くタイミング、詰め物が取れる理由について説明します。
詰め物が取れたときは、なるべく早くに歯科医院を受診することが1番大切なことです。ただ、かかりつけの歯医者の予約がなかなか取れないこともよくあるかと思います。なので、歯医者さんに行く前の注意点として、みなさんがどのようなことを理解する必要があるでしょうか。ここで詰め物が取れたときに覚えておきたい3つのことをご紹介します。
①詰め物を取れた部分に詰めない
「もしかしたら自分で詰められるかも!」と考えて、詰め物を自分で詰める人もいます。気持ちは分からなくはないのですが、これは絶対にやめてください。詰め物を自分で詰めてはいけない理由として、次の点を挙げることができます。
詰め物を無理に押し込むことで、詰め物だけでなく土台となっている歯が割れたり欠けたりすることがあります。
割れた歯のかけらが、口内を傷つける恐れがあります。
一時的に詰めることができても、すぐに外れてしまうので、詰め物自体を飲み込んでしまう恐れがあります。
②詰め物は保管しておく
取れてしまった詰め物は、できれば保管し、歯科医院を受診するときに持っていくようにしましょう。金属などの状態が良いときは、再度使えることもありますので、型取りの手間が省け、短時間で治療が終わることもあります。もちろん、再利用できるならその分の経費も節約できます。
③できれば治療を受けた歯科医院を受診する
なるべく早く治療することで、元の快適さを回復することができます。詰め物の治療をしてもらった歯医者さんならレントゲン写真やカルテなどのデータがありますので、早急な対応が可能でしょう。
ですが、旅行中に詰め物が取れたときや、引越しをして治療を受けた歯医者さんが遠くなってしまったときは、別の歯科医院でも問題はありません。かかりつけの歯医者さんよりは治療に時間も回数もかかってしまうかもしれませんが、早く治してもらうことの方が重要です。
そもそもなぜ詰め物が取れてしまったのでしょうか。
●土台の歯が虫歯になったから
詰め物が取れてしまう原因として、もっとも多いのが土台の歯の虫歯です。土台の歯が虫歯になると、詰め物と土台の歯の間に隙間ができ、自然と詰め物が取れてしまいます。