神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
突然ですが、皆さんは酸っぱい食べ物をよく食べますか?
私は酸っぱいものが大好きで、梅干しやレモン、ピクルスなどが大好きでよく食べています。
私と同じく習慣的に酸っぱい食べ物を食べてる方は少なくないと思いますが、食べ方に気をつけなければ歯が溶け続け最終的に歯を失ってしまうかもしれません!
そう言われてしまうと、ちょっと怖いですよね!!
酸っぱい物を好んで食べていなくても、身体に良かれと思って続けている黒酢などの健康食品、実は歯を溶かしているかもしれません!
歯は酸に弱く、酸性の強い食べ物や飲み物を長期に渡り摂取し続けていると歯の表層のエナメル質が溶け、その下にある象牙質が露出し、放置すると知覚過敏になったり、虫歯が進行しやすくなったり、歯が薄くなり破折してしまう可能性があります。
これを酸蝕(さんしょく)といい、酸蝕によって歯が病的に溶けた状態を酸蝕症と呼んでいます。
局所的に出来る虫歯と違い、酸蝕症は広範囲の歯が溶けてるのも特徴です。
ではどうしたら歯を守れるのでしょうか?
もちろん、なるべく酸性の強い食べ物は控えた方がいいのですが、私のように酸っぱい物が大好きでやめられない!という方も多いはずです。
予防するために大事なことは…
●長時間歯を酸にさらさない!
ダラダラと時間をかけて食べてしまうと、その間ずっと歯が溶けてしまいます!食べるときは一気に、短い時期で食べると安心です!
●歯に酸を直接触れないようにする!
歯に押しつけて食べる方がいますが、リスクを高めますので、極力触れないようにすると安心です!オレンジジュースなどの飲み物であれば、ストローを使うのもオススメです。
●酸性の強い食べ物を摂取した後すぐは極力触らない!
すぐに硬い食べ物を食べたり、歯磨きをすると弱った歯をさらに壊してしまいます!食後すぐに水でゆすぎ、歯磨きは30分後にしましょう。
このようなことを意識して生活すると安心です。せっかく大好きなもの、食べてはいけないわけでは無いので、注意して生活し、一緒に歯を守りましょう!