タイトル: 気圧の変化で歯が痛む?
神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、JR摂津本山駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
急に真夏のような暑さになったり、土砂降りの雨が降ったり、安定しないお天気が続きますね。梅雨もあり、雨も多く気持ちもなんだかどんよりしてしまいます。
そして、そんな梅雨の時期は実は歯にも影響が出やすいのです。
梅雨の時期は気圧の変動が多く起こるのはご存知でしょうか。
短時間で気圧が変化すると、体がそれに対応しきれず、体の内側から圧がかかり虫歯になっている歯に痛みが起こることがあります。
他にも、例えば旅行で飛行機に乗ったりした時に、歯に急激な痛みを感じることがあると言われていますが、なぜなのでしょうか??
それは、虫歯の治療をして詰め物や被せ物をしている歯は、飛行機の離着陸時に変化する気圧によって詰め物や被せ物の中の空気がわずかに膨張することで、激しい痛みを伴うことがあります。
飛行機上空でのお菓子の袋を想像して頂けるとわかりやすいと思います。スナック菓子の袋がパンパンになったりしますよね。この状況が歯の内部で起こるわけです。
考えるだけで痛いですよね。
飛行機を降りた後も痛みが消えず、歯を噛み合わせただけで痛いこともあります。
この症状になると、気圧が戻れば治るとは限りません。一度歯の骨や歯肉に受けたダメージは治療をしないと元に戻らないことがあるんです。
治療してから日があまりたっていないような虫歯の場合は、地上に降り立つと痛みがすぐに消えることがありますが、痛みが持続する場合は我慢せずにできるだけ早く歯科に受診しましょう。
飛行機の中以外でも、ダイビングや登山も気圧に関係するので、歯に痛みが出ることがあります。
飛行機の離陸や登山などで短時間の間に外の気圧が下がると、気圧の変化に対応しきれず、
低下した外の気圧との差で内側から圧がかかり一時的に痛みがでることがあります。
このとき激しく歯が痛む場合は虫歯があることがほとんどです。
気圧の変化による歯の痛みは予防することが非常に難しいですが、
体調が優れない時や睡眠不足で身体が疲れているときは症状が起こりやすいです。
実は大きな空港には必ず歯科医院がありますが、その症状が起こることがあるからです。
できるだけこのようなことにならないためにも虫歯があるときはもちろん、虫歯が無いときでも定期的に歯科医院を受診して、健康なお口の中を保つことが大切ですね。
些細なことでも何か気になられることがあれば、いつでもロコクリにご相談ください(^ ^)