タイトル:生まれてくる赤ちゃんのためにできること!
神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
今回は、生まれてくる赤ちゃんのために妊娠中からできる肝胆むし歯予防のお話です。
これから生まれてくる可愛い赤ちゃんのために。妊娠中から始められるむし歯予防を知っていますか?
それはズバリ、キシリトールを摂ること!!
生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、むし歯菌がゼロ!
むし歯の原因菌となるミュータンス菌は、お母さんからお子さんへだ液を通してうつります。
だからこそ、妊娠中からお母さんのお口の中にいるミュータンス菌を減らしておくことが大切。それが、生まれてくる赤ちゃんのむし歯予防につながります。
わが子が健やかな人生を送れるように・・・。妊娠中から始める赤ちゃんへのむし歯予防は、お母さんから送るかけがえのない贈り物です。妊娠中にキシリトールを食べ続けておけば・・・生まれた赤ちゃんにお母さんのお口の中にいるミュータンス菌がうつりにくくなります!!
妊婦さんを対象にした研究で明らかになっていますが、妊娠6ヶ月からキシリトールを13ヶ月間食べ続けた母親から生まれた子は、食べなかった母親から生まれた子にくらべて、生後1歳時点でミュータンス菌が見つかる確率が4分の1だそうです。
むし歯菌の感染が遅いほど、むし歯の発生率が低いのです。
妊娠期間中にキシリトールを食べた母親から
生まれた子は、むし歯菌感染の時期を8.8カ月遅らせることができます。
そして、2歳までミュータンス菌の感染を防げると、その後のむし歯予防がラクになるのです!!
キシリトールは天然素材の甘味料で、厚生労働省や国際機関でも安全性が認められています。1日にどれだけ食べても大丈夫です。妊婦さんを対象にした研究でもその安全性は保証済み。
なかには1度にたくさん食べるとお腹がゆるくなる人もいますが、これは体がキシリトールを早く消化しようとして腸の中の水分が増えるためです。ちょうど、焼き芋のように食物繊維が豊富に含まれている食べ物を食べたときに、お通じがよくなるのと同じ現象です。
ちなみにキシリトールは1日あたり5~10gの量を3回以上に分けて食べるのがおすすめです。
自分もむし歯で苦労したので、わが子に同じ思いをさせたくないという声や、今赤ちゃんのためにできることを大切にしたいという妊婦さんの声をよく耳にします。つわり中に歯磨きができずに困っていたときに、キシリトールのむし歯予防が助かったとの声も。
食べるだけのカンタンむし歯予防で妊娠中から赤ちゃんのむし歯予防をしていきましょう!!!