神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
ご自分の歯の色が気になったことがある方も多いのではないかと思います。実は、『歯の色』は表面のエナメル質ではなく、中の象牙質が関係しています。
エナメル質は半透明、象牙質は少し黄色味を帯びています。そのため、エナメル質の厚さ・象牙質の色の濃さによって歯の色は変わってきます。
テレビや映画で見る海外の方は『歯が白い』というイメージはありませんか?
欧米人などはエナメル質が厚いため、象牙質が透けにくく白く見えます。
日本人などの黄色人種はエナメル質が薄く、象牙質が透けやすいため黄色く見えます。
また、海外の方は歯への意識が高く定期的なクリーニング・ホワイトニングをしているため、より白い歯に見えると言われています。
ところで、歯の変色には内的要因と外的要因があります。
【内的要因】
① 薬による変色
永久歯が作られる時期に抗生物質(テトラサイクリン系抗菌薬)を服用すると象牙質に薬剤が取り込まれ、永久歯が生えると左右対称に色が現れます。
軽度~重度があり、濃淡のある黄色・グレー・黒っぽい色が縞模様になって現れます。
軽度⇒ホワイトニングにより目立ちにくくすることも可能です。
重度⇒ホワイトニングで白くすることは難しいです。
その場合は被せ物によって修復することもあります。
②加齢による黄ばみ
年齢を重ねるとエナメル質がすり減って薄くなる反面、象牙質は厚さを増していくため黄色く見えてきます。
この場合はホワイトニングによりある程度白くすることができます。
【外的要因】
① 食べ物や飲み物による色素沈着
タバコや食べ物などにより歯の表面に着色汚れがついたものです。
一度ついた着色は歯ブラシで落とすことは困難です。取り除くには歯科医院での専門的なクリーニングが必要になります。
~ご自身で出来るケア~
・タバコ(タール)やコーヒーなど着色しやすい物の制限
・着色しやすい物を摂取したらゆすぐ
・少し粒子の入った歯磨き粉を使用する
② 神経を取った歯
神経がないため歯に栄養がいかず、経年的にみると歯の色が変色します。
“転んで前歯をぶつけた”などの外傷により神経が死んだ場合も同じく歯の色が黒ずんでいきます。
栄養が行かなくなった歯は枯れ木と同じでかなり脆く、欠けたり折れたりしやすくなります。被せ物を被せることで歯の強度・色の回復が期待できます。
ロコクリでは、患者さんのご要望に合った被せ物やホワイトニングのご提案できるよう、様々な選択肢をご用意しています。
歯の色が気になる場合はお気軽にロコクリにご相談くださいね。