神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
今回は歯に詰めた詰め物を『 誤飲 』してしまった時のことについてのお話をしたいと思います。
取れた”つめもの”を飲み込んだしまったときの対処法はみなさんご存知でしょうか?
つめものは時間の経過とともに劣化していきます。決して一生使えるものではなく、段差ができたり、接着が弱くなったり、二次むし歯ができたりすることで、どうしても外れてしまうことがあります。
ではこの外れたつめものを、うっかり飲み込んでしまった場合はどうなるでしょうか?
もしもの対処法を学んでいきましょう!
●多くはそのまま排出される
飲み込んだ場合の多くは、そのまま胃に流れ込みます。これを『 誤飲 』といいます。
誤飲であれば数日のうちに便と一緒に排出されることがほとんどです。
もし体調に不具合があったり、心配だったりする場合は、内科でレントゲン撮影をして確認してもらいましょう。
●こんな場合は注意
もし飲み込んだときに咳き込んだり、のどに引っ掛かったりを感じた場合は、器官に入ってしまった可能性があります。これを『誤嚥(ごえん)』といいます。この場合は、直ちに内科を受診する必要があります。放っておくと、つめものに付着していた細菌によって「誤嚥性肺炎」を引き起こす可能性があります。
●しっかり治療を!
もう一つ大切なのは、外れた歯をなるべく早く治療することです。
つめものが取れた部分は、歯質の弱い部分がむき出しになっているため、処置が早いとそのまま再着ができる場合もありますが、放っておくとむし歯になるリスクが高くなってしまいます。また外れたとうことは何かしらの問題がある証拠ですので、必ず歯科医院へ受診してください。
つめものが外れる場合の多くは、お食事中に起こります。
そのまま気付かずに飲み込んでしまうケースもございますので、焦らずにまずはお近くの内科クリニックもしくは歯科医院へお電話ください。
外れてしまった以上はその部位の治療が必要になります。
そのままにしておくと痛みやしみ、ご自身の歯が欠けてしまうなど様々な問題を引き起こしますので、早めに歯科医院へご来院ください。
もちろんロコクリでもいつでもご対応いたしますので、みなさん些細なことでもすぐにご連絡くださいね!!