神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
今回も引き続き歯科医院へ行くタイミングについてお話していきたいと思います。
では、歯科医院でのクリーニングってどういうものなのでしょうか?
①スケーリング・ルートプレーニング
スケーリングは歯の表面にこびりついた歯垢や歯石を、専用の機械や器具を用いて取り除いていくというものです。ルートプレーニングでは歯の根っこの表面についた汚れを、その部位に合った器具を用いて取り除き、表面をなめらかに仕上げます。
②PMTC
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)は、プロによる機械的な歯面清掃という意味で、シリコンやゴムでできた器具や回転ブラシ、専用のクリーニングペーストを使って、歯のすみずみまでプロの技術で徹底的に磨き上げるクリーニングです。PMTCを受けることで次のような効果が得られます。
PMTCの効果は次のようなものがあります。
1.ガンコな着色が取れて歯が白くなる
2.歯の表面がツルツルになり、汚れや着色がつきにくくなる
3.虫歯や歯周病のリスクが大幅に減ってお口の中が健康になる
4.口臭が改善する
そして、PMTCはお口の「体質改善」につながります。
スケーリング・ルートプレーニングは「ついてしまった歯石を取り除く」という「悪くなったものに対する治療」である一方、PMTCは汚れを取るだけでなく、「汚れをつきにくくする」という予防的な治療となります。つまり、それまでと同じ生活をしていてもPMTCをすれば虫歯や歯周病のリスクが激減するという、いわばお口の「体質改善」とも言える治療です。定期的についてしまった歯石を取ることと併せて、PMTCで予防をしていくとベストなのではないでしょうか。
では、クリーニングはどのくらいの頻度で受けるのがいいのでしょうか?
クリーニングを受ける頻度として理想的なのは、3ヶ月に1度です。その理由として、一度取り除いてきれいになった歯の表面に、バイオフィルムと呼ばれる細菌の塊が再形成されるのがだいたい3ヶ月後くらいだからです。お口の健康を保ち続けるために、できれば3ヶ月ごと、季節の変わり目くらいに定期的クリーニングを受けることをおすすめします。
虫歯菌や歯周病菌は、歯や歯ぐきをダメにする原因というだけでなく、血管の中に入り、全身に巡って体の至るところの病気の原因にもなりうるということも分かっています。日々のブラッシングに加え、定期的に歯のクリーニングを受けることで、全身の病気も未然に防ぐことが可能です。皆さんも是非、お口と全身の健康のために定期的に歯科医院でクリーニングを受けてみてはいかがでしょうか。ロコクリでは、LINEに登録していただくと、LINEで定期健診の時期になるとお知らせをお送りすることもできますし、LINEで定期健診のご予約をお取りすることも可能です。気になられた方はロコクリにお気軽にお問合せくださいね!