歯茎にできものができたことはありますか?
神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
みなさん、歯茎にできものができたことってありますか?
歯茎のできものというのは、原因は膿のことが多いんです。
では、歯茎にたまってしまった膿による症状をまずはどんなものがあるのか見てみましょう。
① 歯茎がはれる
② 歯に圧迫感や痛みがでる
③ 歯茎にできものができる
④ 口臭が強くなる
これらの膿による症状の原因を見ていきましょう。
まずは歯茎の膿の原因ですが、
①歯周病による化膿
②根尖病変(歯の根が感染したことによって根の先に膿がたまる)
③歯が折れたことによる感染
④親知らずと歯茎の間で菌が繁殖することによる化膿
上記によって膿ができることで最初にお話したような変化がみられます。
今回は、膿の原因の一つ、歯周病についてをお伝えします。
歯茎から膿がでる原因の一つとして歯周病があります。
歯周病とは、歯の周りの組織が感染を起こし、歯周ポケットの中で菌が繁殖。歯と歯茎の接着がはがれて奥へ奥へと菌が進行、歯を支える骨を溶かしてしまいます。
歯周病が進行すると歯茎が炎症を起こし化膿することがあります。
膿が出てくるということは、かなり進行してしまっている可能性があります。
歯周病の膿による症状はどんなものがあるでしょうか。
① 歯茎がはれる
歯周病が進行して膿がたまると歯茎が腫れます。
② 歯に圧迫感や痛みを感じる
歯の周囲にたまった膿の出口がないと、中で圧迫されて圧迫感や痛みを感じます。
歯周病をほっておき、痛みを感じる限界まで膿がたまると突然激痛に襲われることがあります。
③ 歯茎にできものができる
できものはたまった膿の出口です。腫れたりつぶれて小さくなったり…を繰り返すことがあり、この場合は膿が外に排出されているので痛みを伴わないこともあります。
小さくなっても中の歯周病を治さなければ根本的な解決にはなっていませんので、繰り返しできものができたり、小さくなったりを繰り返しながら歯周病は悪化している可能性が高いです。
できものの原因は他にもありますが、歯茎にできものができたら早めに歯科医院で見てもらいましょう。
④ 口臭が強くなる
膿は歯茎を守るために細菌と戦って負けた白血球の市街です。その中には分解されたたんぱく質なども含まれています。それによって口臭が強くなります。
では、このような症状がでた時はどうしたらいいでしょうか?引き続きお話していきます。