神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
6月に入り梅雨に入りましたが、だんだんと暑さが増してきましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか?なかなかお出かけも難しいですが、週末などに涼しさを求めて水族館へ行かれる方も多いのではないでしょうか。
水族館にいる生き物の中には、人間と同じ哺乳類も多くみられます。
水族館でも代表的にあげられるのはイルカやアシカですね。私は特にイルカが大好きで、水族館に行ったらイルカショーがとても楽しみです(^^)
さて、本日はそんなイルカの歯についてお話しようと思います。
イルカの口の中には、鋭い歯が沢山生えています。
その本数は種類によって数本~100本程差があります。
エサを食べる時には歯を使わずに丸飲みにするそうです。
いつ歯を使うのかというと、エサになる魚を仕留め、
逃がさないために生えているそうです!噛むためではありません。
そして私達人間のように歯は生え変わらず、さらに虫歯にもならないそうです。
一生涯虫歯ゼロですね!
人の歯は乳歯から永久歯へ生え変わり、切歯・犬歯・臼歯とそれぞれ形が異なり、
それぞれの歯には役割があります。
一方、水族館でみられるイルカやシャチなどの哺乳類の歯は、魚を逃がさないようにすべての歯が鋭いフォークのように尖った犬歯状になっています。
また、歯と歯の間は大きく隙間があいていて、上と下の歯がぶつからないような構造になっています。
しかも、イルカは食べた魚は噛まずに飲み込むために、歯に食べカスなどがつきにくく虫歯になりにくいそうです。
それに引き換え人の歯は、食べ物を噛み切る、かみ砕く、すりつぶすといった歯それぞれの役割があります。
そのため、どうしても歯と歯の間に食べ物が挟まりやすく、歯磨きをしないままほったらかしでいると、虫歯になってしまうんですね。
そんなんだったらイルカは楽でいいなぁと羨ましく思いながらも、人はその分いろいろな味や食感を楽しむことができるので、いつでも美味しく食事を楽しむためには毎日のお口のケアはとても重要な事なんだと思います。
もし近々水族館へ行く機会がございましたら、
イルカの歯にもぜひ注目してみて下さいね(^^)/
イルカと違って人間である私たちは、美味しい物を食べた後は、歯みがきの習慣を大切にしましょうね。