妊娠中は虫歯になりやすい?

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
みなさんの中には、「妊娠すると赤ちゃんにカルシウムを取られるから虫歯になる?」という話を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、これは実は正しいことではありません。
一見科学的に聞こえるし、ありそうな話ですが、一度作られたカルシウムや、その他の成分が、母親の歯から溶け出ていくことはありません。
ただし、つわりの影響で歯磨きがおろそかになったり、嗜好が変化することでむし歯が急に悪化することはあるようです。
そのことがこのような話を生むきっかけになったみたいです。
また、妊娠中はホルモンバランスの変化などにより、『妊娠性歯肉炎』という歯茎の炎症や、『妊娠性エプーリス』という歯茎のできものができることがあります。
ただ、赤ちゃんの骨はもちろん、歯の芽とも言うべきものが作られる時期なので、妊娠中もバランスのとれた食事を心がけ、良質なタンパク質やカルシウムを十分とらなければいけません。
食べたカルシウムは、胎盤経由で赤ちゃんに届けられます。
妊娠中は、虫歯や歯周病にかかりやすくなります。
では妊娠中は、どのような影響を受けるのでしょうか?
①女性ホルモンによる影響
妊娠中は血液中の女性ホルモン(エストロゲンとブロゲステロン)が増加します。
特にエストロゲンという女性ホルモンは、ある特定の歯周病菌の増殖を促進し、歯肉を作る細胞を標的にすると言われています。
また、プロゲステロンは炎症の素であるプロスタグランジンを刺激することにより、妊娠性歯肉炎が起きやすくなるのです。
②つわりによる影響
妊娠初期はつわりが起こります。
つわりがひどい時は、歯磨き粉のにおいに拒否反応が出ます。
また、口に歯ブラシを入れることさえ嫌悪感を感じる人もいると思います。
その場合、十分な口腔ケアが出来ていないため、行内の歯周病菌が増殖し、歯周病にかかりやすくなります。
また、唾液の分泌が減り、口内が酸性に傾くことで、虫歯もできやすくなります。
③食事や間食の回数が増え、不規則になる
妊娠によって、嗜好の変化がおこり歯に良くない食べ物ばかり好んで食べるようになったり、食べつわりの影響で長時間にわたって少しづつしか食べ物を食べれなくなったりと変化します。
そのことが原因で、歯周病や虫歯が進行する危険性が高くなってしまいます。
ここで 妊娠中の歯磨きのポイントをご紹介しておきましょう。
●体調の良い時間に磨く
歯磨きは食後・就寝前が効果的です。つわりでつらい時期は手早く磨きましょう。
歯磨き粉が無理であった場合は、塩で磨くとすっきりしますよ。
●小さめの歯ブラシで磨く
大きな歯ブラシで奥歯を磨くと、喉の奥を刺激し、吐き気をもよおします。
小さめの歯ブラシで小刻みに動かして磨くと良いですね。
●においのきつい歯磨き粉は使わない。
●キシリトールガムは虫歯予防効果が高まります。
キシリトールには、歯に汚れをつきにくくする効果があります。
いかがでしたでしょうか?これから妊娠される方、妊娠中の方のご参考になればうれしいです!

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