神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
コロナの影響で、治療中の歯を途中で中断してしまった、あるいは詰めてあったものが取れてそのままにしてしまった、という方がたまにいらっしゃいます。
みなさんの中にも、コロナが落ち着いたら、、、と思っていたらそのままになってしまっている、という方もいらっしゃるかもしれません。
このような患者さんにも共通しているのが、むき出しになってしまった歯の内部で虫歯が進行してしまっていた、ということです。
なぜ、こんなことになるのでしょうか?
この答えは理由は簡単です。
歯の内部構造である象牙質がむき出しになると、そこに虫歯菌が感染しやすいのです。
しかも象牙質はやわらかいので虫歯が進行しやすいからなのです。
しかし、難しいのは皆さんのイメージと実際の状態とのギャップがかなりあることです。
患者さんの多くは、「虫歯って痛いんでしょ?しみるんでしょ?ズキズキするんでしょ?穴があくんでしょ?」とおっしゃいます。
確かにそうなのですが、虫歯の成り立ちを考えてみましょう。
極小の、本当に小さい小さい虫歯は痛いでしょうか?これは痛くないですよね?
歯の神経に到達するような虫歯は痛いでしょうか?これは、だいたいは痛いに決まっています。
ではここで問題です。
この中間の、歯の神経まで到達はしないけれど、それなりの大きさの虫歯は痛いでしょうか?(医学的にはこの状態をC2と呼んでいます)
正解は、「多くの場合は痛くない」なんです。
中には、冷たい物や甘い物がしみる、フロスがひっかかる、物が詰まりやすい、小さい穴が開いている、といった症状で自分で自覚できることもあります。
でも、実際にはC2、つまり治療の対象になる第二段階の虫歯を自力で発見したり気づくことができるケースというのは意外と少ないものなのです。
コロナ禍だから歯が取れたけど放置してしまった。こういう方は世の中に結構いらっしゃるでしょうけど、案外痛くなくて、単に取れっぱなしで心配だからそろそろ歯医者さんに行こうかな。こんな感じではないでしょうか?
過去のことはもう悔やんでも仕方ありません。コロナのこの未曾有の状況も100年に1度の出来事なのですから。それより、早く治すべき虫歯は治したほうが得策です!
治療途中で行けていないという方は、ロコクリまでお気軽にご連絡くださいね!