岡本の皆さん、歯科器材の滅菌って徹底されてると思いますか?

こんにちは!

岡本歯科ロコクリニック、院長の池澤です!

皆さんは、

歯科治療のときに使う機械や道具などの滅菌の徹底

なんか当たり前のことでしょ?

って、思ってませんか?

 

これ、とんでもない話なんですが、医院によってすごく差があるんです!

自分がされたくないことはしないという理念の基に、当たり前のように徹底しているところもあれば、ビックリするぐらい適当にしているところもあります。

しかも、徹底しているように見せて、騙しているところもあります。

こんなことを僕が言うと、身内の悪いところをバラしやがってと言われますが、歯医者のための歯科治療ではなく、患者さんのための歯科治療なので、僕は言わせてもらいたいと思います。

 

まず、なぜ滅菌しないといけないのか?

というところについて書きます。

患者さんは歯に関する病気で歯医者に来てることが多いので、口の中には問題がある場合が多いのですが、全身にも何かしらの病気をお持ちの方がいます。

心臓や肝臓、腎臓もそうですし、昔の針の使い回しによりB型肝炎やC型肝炎に感染している人、もしかしたらHIVな人もいるかもしれません。

逆に、糖尿病や白血病などで感染に対して身体が抵抗しきれない方もいます。

基本的に、他人の細菌やウイルスなどの感染をさせてはいけないということが大前提にあるのです。

 

でも、ファミレスとかでも食器を滅菌したりはしてないでしょ?

と思う方もいるかもしれません。

同じように口に入るんだから、変わらんでしょ?って思いますもんね。

じゃあ、それについて書きます。

僕たちの処置は外科的なことが多いので、出血したりして、器具に血がつくことも多いんです。

何が入ってるかわからない血液です。

その器具で触られると思うと怖くないですか?

先ほども言いましたが、歯医者の先生の中には、ファミレスでもお箸を滅菌せずに使ったりしてるんやから、別にいいんやんか!

と普通に話す先生がおられますが、ファミレスの食器に血がついてるケースって、ほとんど無くないですか?

つまり、同じ土俵で話をしていいものではないのです。

唾液よりも血液の方が明らかに感染リスクが高いんです。

ちょっとしたことですが、もし自分が歯の治療に行ったことでHIVになってしまったり、家族が感染してしまったらすごく嫌じゃないですか?

こういう風に自分がされたくないことをしないという想いがどれだけあるかが大切になってくるのかもしれません。

 

また、歯を削る機械も唾液に含まれた細菌やウイルスを吸い込みやすいと言われてます。

そうなると、次に機械を使うときに、中で繁殖した他人の細菌やウイルスが口の中に入ってくることになります。

絶対、嫌ですよね?

こういうことから、罹るはずのなかった病気になったら、ありえないと思います。

そんな可能性を極力ゼロにして、安心して治療を受けてもらえるように歯科医院はしないといけないのです!

ですから、皆さんも疑問に思ったら聞いてみてください。

『この機械(道具)は滅菌してますか?』と!

ちなみに、大事なのは消毒ではなく滅菌です!

消毒では菌が残っているので、感染リスクが残るからです。

あくまで、滅菌です!

自分の身は自分で守る!

そして、ちゃんとしてくれてる歯科医院を選んで、受診することをオススメします!

ロコクリはもちろん、しています(^ ^)

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