こんにちは。ロコクリスタッフの吉武です。
今日は高血圧症の方に対する、歯科診療についてお伝えしたいと思います。
高血圧とは140/90mmHg以上を定義されており、日本の高血圧者数は約4300万人とされています。高血圧が持続すると、脳卒中や心臓病などの罹患リスクおよび死亡リスクが高くなります。
高血圧の方は、歯科治療中にも脳卒中などの心血管病の発症リスクがあります。
ですので、高血圧の方に対しては、治療にあたりいくつかポイントがあります。
まず問診票にて、患者さんの高血圧の有無と服用されているお薬などを確認します。
降圧剤を服用されている方には、治療当日も服用されているか確認いたします。
また、血圧が180/110mmHg以上であれば、緊急処置以外はせず内科医への紹介を優先します。
ちなみに、ロコクリには血圧計がありますので、リスクがある方には治療前にしっかりと確認いたします^^ご安心ください。
また治療中、痛みや不安を伴う処置や時間を要する処置などで、血圧上昇が大きいことが報告されています。
不安感の強い患者さん対しては、声掛けや会話に加えて、治療内容や、痛みが伴うかどうか、痛みが伴う場合はその程度などを具体的にお伝えしていきます。
その他にも、麻酔をすることで、わずかではありますが血圧は上昇します。それを考慮しながら使用量を決め、麻酔中の様子をしっかりと伺います。
歯科治療は、ただ単に虫歯を治すだけではないんです。患者さんのお口の中以外の状態も知った上で、それぞれに合わせた治療をすることが大切です。
ロコクリでは、安心して治療を受けて頂けるような工夫をしています(^ ^)
高血圧の方はいくつか気をつけるべき点がありますが…不安なことは何でもお気軽にお尋ねください(^^)