『あいうべ体操』でお口を健康に!

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
今回は、お口の筋肉を鍛えるトレーニングについてご紹介したいと思います。
みなさんは、あいうべ体操って聞いたことはありますか?
このあいうべ体操は、お口周りの筋肉や、舌の強化をするだけでなく、全身的な健康を取り戻す体操でもあります。
具体的にいうと、疲労感や風邪などの感染症、顔のむくみやアレルギー、便秘など
免疫力の低下からくる、各種の不快症状が改善されていきます。
歯科治療の一つとして考えるだけでなく、全身の健康促進という意識をもって行ってみてくださいね。
それではさっそくやってみましょう!
①まず口をなるべく大きくあけます
②そして順に「あ~」「い~」「う~」「べ~」と声をだしていきます。
「べ〜」の時は舌も出しましょう。なるべく大きく口を動かしてくださいね。その方が効果もでますよ!声は小さくても構いません。
この「あいうべ」を1セットで1日最低30セット、1分で10回程度行なってください。
顎の筋肉が痛む方や顎関節症の方は、無理しないようにチャレンジしてみてくださいね。
また「あいうべ体操」は呼吸に際し、血流量を増減させ、脳のマッサージを行うということがわかってきています。
「あー」と発音すると大脳前頭葉の血流量を減らし、「いー」「うー」で血流量を増やします。そして「ベー」でまた平均にもどします。
この一連の動きが脳にとってマッサージになるのです。
頭が疲れた時、頭痛がする時などに効果がありますので試してみてくださいね。
そして、舌の位置により、口腔内の状況は大きく変わります。
歯並び、顎の前後的咬み合わせはもとより、唾液の出方まで変わります。
それにより口臭予防、歯周病・虫歯になりにくくなります。
口を結んでいるときは、必ず舌の位置を意識してくださいね。
舌の位置が変わるだけで、お口の中の様々な病気が防げます。
舌の位置は本来、口蓋と言われる上顎にピッタリついているものなのです。
ピッタリついていないと、舌の両側に下の奥歯の歯型がつく事があります。それが口呼吸の原因になります。
あいうべ体操をしっかりやれば、早い人は3週間、遅い人でも3ヶ月で効果がでてきます。
『継続は力なり』あきらめずに続けて、頑張ってトライしてみてくださいね!
あいうべ体操を習慣化して、健康な身体とお口になりましょう。

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