神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
みなさんが歯科医院へ行くタイミングっていつですか?みなさんは、歯科医院は歯が悪くなったら行くところと思っていませんか?歯が痛くなったら行くという人もいれば、定期検診に通っている人、痛くなっても我慢して行っていない人など様々だと思いますが、日本人の約6割が「悪いところがない限り行かない」という結果があるようです。しかしながら、悪くなったところを治療したとしても元通りに「完治する」ことはありません。単純に悪いところを取り除き、「修理・補強している」だけに過ぎないのです。本当の意味で健康な歯を保つためには「悪くなったところを治す」のではなく、「悪くならないように予防する」ことがとても重要です。歳を取っても元気な人の共通点は、歯が健康であること。末永く歯の健康を保っていきたい!そんなあなたのためにあるのが、歯のクリーニングです。
みなさんの中には、痛くなっていないし、ちゃんと毎日歯磨きしているし、大丈夫!という人もいるでしょう。ある調査結果では、80歳で残っている歯の平均本数を他国と比較すると、スウェーデンが25本、アメリカが17本、そして日本はたったの8本というデータがあります。日本人だって真面目にちゃんと歯磨きしているのに・・この大きな差はどこから来ているのでしょうか?
実は、スウェーデンやアメリカでは、定期的に歯科検診やクリーニングを受けている人の割合が高いのです。スウェーデンでは歯の健康のために最低でも年に1回は検診を受ける人がほとんどで、アメリカに至っては年に2回受ける人が最多となっています。その点日本では、悪いところがない限り行かない人が約6割。この結果を見ると、どうやら、健康な歯を保つことと歯科検診には深い関係性がありそうですよね。
毎日しっかり歯磨きをしていて、自分では「ちゃんと磨いてるつもり」でも全ての汚れは取りきれていない場合もあるんです。1日3回きちんと磨いているのに、なぜか虫歯や歯周病になってしまうという人は「自分はそういう体質なんだ」と諦めているかもしれません。しかし、磨いているのにも関わらず虫歯や歯周病になってしまうというのは、実は「磨き残しがあるから」という理由が大きいのです。どんなに上手に磨ける人でも100%磨けるということはほぼありえません。特に汚れが溜まりやすいところとしては「歯の溝」や「歯と歯の間」「歯と歯茎の境い目」があります。そこについた汚れを完全に取りきるのは非常に難しいのです。ちなみに歯ブラシだけで磨いた場合は6割程度、デンタルフロスを併用して磨いても8割程度しか汚れは取りきれていないと言われています。そうして残った汚れが蓄積し、虫歯や歯周病などに繋がっていきます。このようなトラブルを未然に防ぐために、自分で取り除くことのできない汚れを定期的に歯科医院でクリーニングすることがとても重要なのです。