神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
みなさんのお子さんで歯ぎしりが気になる子はいませんか?
実は、子どもの歯ぎしりは乳歯が生えそろう3歳前後から小学生頃までによくみられることなようですが、その多くは成長するにつれて次第に治まっていきます。
とはいえ、子どもの歯ぎしりを毎晩目にする保護者の方にしてみれば、「本当にこのままで大丈夫?」という不安が募るのも無理はありません。
そこで今回はなぜ歯ぎしりをしてしまうのか、また子どもが歯ぎしりをしている時の注意点などをお話ししていきたいと思います。
まず最初に、子どもの歯ぎしりはそれほど心配はないのです。
歯ぎしりついては、いまだ明確になっていない点が多くあります。
今のところ有力とされているのは、睡眠中に起こる脳の興奮が顎を動かす筋肉を刺激し、それが顎の不規則な運動、つまり歯ぎしりを起こすという説です。そして睡眠中に脳が興奮してしまう原因にはストレスや性格、アルコール、喫煙、薬剤の服用、特定の疾患など、様々な要素が複雑に関与していると考えられています。
脳のシステムが未発達な子どもの場合、歯ぎしりは成長の過程で一時的に発生するものがほとんどで、その多くは大きくなるしたがって自然に消失していきます。
また子どもの歯ぎしりは自覚症状もなく、日常生活に支障がでるようなこともありません。
ただ乳歯は柔らかいため、長く歯ぎしりを続けている間に歯が欠けてしまったり、削れてしまったりすることがあります。
お子さまが歯ぎしりをしているようであれば、毎日お口の中の状態をよく確認し、何か異常があればすぐに歯科医院で相談してみましょう。
ただ、不規則な生活、ストレスにも注意が必要です。
子どもの歯ぎしりの中には、不規則な生活やストレスがその要因となっているケースもあります。
特に永久歯が生えそろった中高生以降も続くような歯ぎしりはその可能性が高いといえます。
歯ぎしりの発生元である睡眠中の脳の活動は、「睡眠の質」にも深く関与しています。
テレビゲームやスマートフォンの長時間使用や遅い就寝などは睡眠の質を低下させることから、子どもの歯ぎしり改善には生活習慣の見直しも重要なポイントになります。
また子どもの歯ぎしりには大人と同様に、心理的ストレスがその引き金となっているケースもあります。
子どもが突然歯ぎしりをはじめた、もしくは大きくなってからも歯ぎしりが長引くような場合には、心身のケアにも十分注意を払いましょう。
お子さんのお口のこと、気になられた方はロコクリまでお気軽にご相談くださいね!!