虫歯になりにくい食事の仕方?!

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
虫歯予防には食事の方法も大事なので、今回は食事の仕方をお話したいと思います。
●虫歯菌はどのように増えるか
虫歯菌が増える要素として
・糖分 ・虫歯菌 ・歯の質 ・時間
という4つの要素があります。
糖分や虫歯菌が多ければ虫歯が増えるのは納得できると思います。
では、歯の質(歯質)とは何かといえば、虫歯菌に対する歯の防御力です。
時間とは、残りの3つの要素が悪い時間が長ければ長いほど虫歯のリスクが高いということになります。
この4つの要素が揃わないようにすれば、虫歯のリスクが低いことになります。
●4要素を減らす食事の摂り方とは
・糖分を減らす食事
料理に糖分は必須ですから、ここを減らすことは良いとは言えません。ではどこで減らすかと言えば、間食です。だらだらと間食を続けていると、常に糖分が供給されていることになります。間食の回数を減らすことも大事ですが、できない場合(職業上間食が必要な場合など)は間食後すぐ口をゆすいで口腔内に糖分が残らないようにしましょう。
・虫歯菌を減らす食事
虫歯菌の栄養にならない人工甘味料を代わりに使うことも一つです。キシリトール入りの食べ物は虫歯菌を増やしません。おやつはキシリトール入りのガムにすることで虫歯菌の増加を抑えることが可能です。
・歯質を弱らせない食事
口腔内の環境が酸性に傾くと、歯質がどんどん弱ることになります。酸性の食べ物とは、炭酸飲料や柑橘類、お酢などが挙げられます。水の代わりに無糖の炭酸水を飲んでいる、健康のために毎朝お酢を飲む、寝る前にヤクルトを飲んでそのまま就寝する、など一見健康に思えますが、歯にとっては全く良いことはありません。これらの習慣がある方は、せめて飲んだ後すぐ口をゆすいで酸性の環境の時間をできるだけ少なくしましょう。
・時間を意識した食事
上記3つのまとめにはなりますが、だらだら間食せずに酸性の食べ物をとったらすぐ口をゆすぐ習慣がつけば、虫歯菌の増えやすい時間を減らすことが可能です。ちなみにビールなどの炭酸のお酒も酸性に傾くので、飲んだ後は必ず歯磨きをして寝ましょう。
このような虫歯菌の増える4つの要素を意識して食事をするだけでも虫歯を減らすことができます。ちなみに、フッ素入りの歯磨きをすることで物理的に虫歯菌を減らし、フッ素で歯質を強化し、口をゆすぐことで酸性の環境を中性にすることができるので、歯磨きが最も重要と言えることは間違いありません。
食事の後は歯磨きすることも習慣付けましょう!
お子様の虫歯が心配という方は、ロコクリにお気軽にご相談くださいね。

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