神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
今回は『定期検診の大切さ』についてお話しようと思います。
みなさんは定期検診を受けたことはありますか?
特に気になるところもないし、痛みもない、毎日ブラッシングをしているからわざわざ歯科医院の定期検診を受けなくても問題ないと思っていませんか?
では、何故毎日ブラッシングしている方でも虫歯や歯周病にかかり歯を失うことになるのでしょうか?
それは、汚れ(プラーク)が口腔内に残っていることが考えられます。
毎食後、歯磨きをしていても磨き残しがあれば虫歯や歯周病の原因となります。磨けている“つもり“では、汚れを落とすことは困難です。
また、歯ぐきの中は歯ブラシの毛先が届かないのでご自身で磨くことは不可能です。
歯ぐきの中も歯と同じように汚れが付着していたり、歯ぐきの中には空気を嫌う嫌気性の歯周病菌がいます。歯ぐきの中の汚れや細菌もそのままにしておくと、歯周病になってしまいます。
その為、定期検診を受診しご自身では磨くことのできない歯ぐきの中をクリーニングすることが大切です。
定期検診では、虫歯や歯周病の状態の確認やクリーニングを行いご自身では取りきれない汚れを除去していきます。
また、口腔内の状況によっては、磨き残しを確認し歯磨き指導をします。歯磨き指導では日々のブラッシングでしっかり汚れを落とせるように磨き方やコツをお伝えし、日々のブラッシングのお手伝いをさせていただきます。
お口の中の汚れは、細菌の塊です。
歯周病と虫歯は、共に細菌感染症なので、汚れが多ければ多いほど歯周病や虫歯のリスクが高くなります。
また、1本の歯が細菌感染すると他の歯にもうつっていき全体が歯周病や虫歯になります。
口腔内は滅菌することができないので、口腔内から細菌を完全に除去するのは不可能です。
ですが、歯周病菌や虫歯菌による感染を予防、もしくは感染しても症状が出ないように定期検診で持続的に口腔内のクリーニングを行うことにより、口腔内の細菌を減少させ歯周病や虫歯を発症させないように“予防”をすることができます!
定期検診では、歯ぐきの中までお掃除をして、歯周ポケット(歯と歯茎の境目の溝)内に潜んでいる歯周病の根本となる歯周病菌たちを少しでも0(ゼロ)に近い状態にします。