口の中の菌が全身で悪さをするメカニズムとは?

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。

ふだんはおとなしい口の菌たちですが、集まるとどうなるかというと…

菌たちは糖などをエサにして暮らしています。
ふだんは悪さをしませんが、エサを食べたあとベトベトの代謝物を出します。
そこに仲間の菌たちが集まって増えてくると、ひょう変して病原性を発揮し始めます。

菌が集合して出来上がるプラーク(歯垢)が虫歯・歯周病の原因になります!
歯を磨かないとたまる白いものがプラークです。
食事のあと数時間後には出来はじめます。
そしてプラークが長期間存在し続けると、虫歯や歯周病の原因になります。
しつこさを知るため実験したところ、水はもちろん、ウイスキーやマウスウォッシュでも簡単には落ちませんでした。落とすには、歯ブラシなどで物理的にこそぎ落とすことが必要です。

歯周ポケットの中では、さらに恐ろしいことがおこっているのです!
プラークでふたをされた歯周ポケットの中では、酸素が嫌いな菌たちが暴れはじめます。
中でも特に悪いのが歯周病菌の一つ、ジンジバリスです。
その大好物は血と肉です!
菌が増えると歯ぐきは炎症を起こし、やがて出血します。ジンジバリスはここぞとばかりに血を貪り、血流に乗って体内へ侵入することがあるのです。
初期の歯周病はほぼ痛みを感じません。そのせいで無自覚のまま歯周病が進行します。

血管に入り込んだジンジバリスなどの菌は、すぐに全身へ回ります。
健康な人であればうまく免疫が働き悪い菌を退治してくれますが、数が多かったり、また長期間に渡れば、菌とその毒素などや、炎症物質が全身のあらゆる場所へたどり着きます。
それがさまざまな病気を起こす原因になると考えられています。
糖尿病と歯周病の関係ですが、
血中の糖をエネルギー源として細胞へ送る役割があるホルモンがインスリンです。
歯周病などによって血液中に炎症物質が増えると、インスリンの働きを阻害すると考えられています。すると、血中の糖が増加し、血糖値が上がってしまうのです。

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