タイトル:丁寧な言葉遣い
神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
ロコクリで患者さんとお話する際に大切にしていること。それは『丁寧な言葉遣い』です。
あなたが言葉をしっかり伝えようとするとき、どんな言い方をしますか?
説明してもなかなか言うことを聞いてくれない相手だったら、イライラした感情が爆発して、乱暴な言葉遣いになりがちです。
厳しい言葉のほうが、感情が含まれている分、相手の心を動かせる場合もあります。
大きな声のほうが聞きやすいのも事実です。
しかし、ここに大きな誤解があります。
実際のところ言葉遣いが汚いと、話の内容がきちんと相手に伝わらなくなります。
お話する相手の立場になって考えてみてください。
怒りながら乱暴な言葉遣いで話す人がいれば、どう感じるでしょうか?
『話の内容』より『怒っている様子』のほうに注意が向くはずです。
『怖い』『危害を加えられるかもしれない』『この場から逃げたい』『どうしてこんなに怒っているのだろう』
そして、「あまりこの人には関わらないほうがいい」という気持ちになってしまいますね。
言葉遣いが乱暴だと、不安や恐怖に注意が向き、話の内容が頭に入ってこなくなります。
人は、防御本能があります。危険を察知すれば、本能として危険に注意が向き、そのことで頭がいっぱいになります。そのため乱暴な言葉で感情的に伝えたところで、思うように伝わらないのが現実です。
『いくら怒っても、相手が私の言うことを聞いてくれない』といった悩みの原因は、ここにあります。乱暴な言葉遣いを使ったところで、メリットはありません。むしろ言葉が伝わらない上、嫌われてしまうだけ。乱暴な言葉遣いは、どれだけ言っても伝わらないんです。
ここで意識したいのが『丁寧な言葉遣い』です。乱暴な言い方やトゲトゲしい言葉遣いは避け、丁寧で優しい言い方を心がけましょう。ムカムカしても、心を落ち着かせ、冷静に伝えましょう。
感情的になるのは避け、理性的に伝えるようにします。
『私はこう思う』『○○だから、こうしてほしい』『○○だから、やめてほしい』
丁寧な言葉遣いで、必要なことはしっかりと伝えます。
すると、相手は話の内容に集中しやすくなります。
『なるほど』『そういうことですね』『わかりました』と、しっかり理解することができます。
伝えたい言葉があるなら、丁寧な言葉遣いを意識しましょう。丁寧な言葉遣いは、短い一言でもしっかり伝わるんです。
ロコクリではこれからも患者さんに寄り添ってお話できるように心がけていきますね!